働き方:新入社員に捧げるメンタルの保ち方

 私は46歳で小売業の底辺管理職が、20年間サラリーマンをしてきて身に着けたメンタルの保ち方をお教えしたいと思います。皆さんは社会人になりこれから様々な壁にぶち当たることでしょう。その時に一番重要なのはメンタルです。メンタルを強化していくのには時間がかかりますので、今のメンタルを保つ為の方法を教えます。

 

 ①俳優になると考える

  どういうことかというと出社した瞬間に自分ではなく、会社員を演じると考えると普通は失敗したり怒られて落ち込んだりするが、自分が演じた役柄が失敗したと考える。

 

 ②働いている人達全員に好かれるのは無理

  どうしても会社に行くとその部署に全員に好かれたいと思ってしまうが、それは無理な話。私はそのせいで全身じんましんがでた事があります。いろんな考え方をした人達が同じ建物の中で仕事をしているのだから、好き嫌いがあるのはあたりまえの事なのです。

 

 ③現在の人生ポジションは人それぞれ

  人生を100メートル走に例えると新入社員はスタートしたところ、30代・40代は中盤、50代・60代は終盤で年金をもらっている世代はゴールまじかという事である。となると考えたや行動は違ってくるのはあたりまえである。もちろん人生のゴールに近いと有利のようにみえるがそうではなく、スタートしたばかりというのは「可能性」という人生で最大の武器がある。

 

 ④常に指導を受ける(怒られる)と考えておく

  少しマイナスな事ととらえられるかもしれないが、どうしても今の若者は怒られたくないと考え小さくまとまろうとする。しかしたとえ小さな失敗はしなくても大きなことをしないとメンタルは成長しない。なので怒られるのを恐れるのではなく、チャレンジして指導を受けるほうが成長する。

 

 ⑤音楽の「力」

  これは私個人の考えだが、音楽は人を勇気づける効果があると思う。人それぞれ好みはあるが、私も20年前の新入社員の頃から今でも聞いている曲がある。それはB’zの「Wonderful Opportunity」という曲で、困難から逃げないで・胸の痛みとてをつないで明日を迎えよう・イヤな問題を避けて通る人生は論外で生きているからしょうがない・いつか今を軽く笑い飛ばしたい等のフレーズに20年間励まされました。

 

 ⑥会社を自分のスキルを身に着ける道具として考える

  最初からその会社で一生を終えると考えるのではなく、そこでスキルを身に着け自分をレベルアップさせると考えると楽になります。

 

 ⑦上司・同僚・パートを利用する

  自分の思い通りになるように会社の人間を利用する。どういう事かというとたとえ上司でも利用し結果が自分の思い通りになるように行動すればよい。その為に必須になるのが「コミュニケーション能力」である。自分の「コミュニケーション能力」で上司を動かすのである。そうすれば新入社員でありながら、上司と同じ 権力が持てるのである。

 

 まとめ

  これから若者は様々な困難に見舞われると思うが、メンタル力をつける事が大きく羽ばたけるようになる最善の方法だと思います。少しでも凡人底辺管理職の私の考えが役に立つと幸いです。